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1 回の録画から顧客向けの操作ガイドを作る方法

執筆 InSnap · 公開 · カスタマーサポート, 操作ガイド, ドキュメント, 画面収録

1 回の録画から顧客向けの操作ガイドを作る方法

作業を 1 回録画するだけで、顧客がそのまま追える手順書に仕上げる流れを解説。残すステップ、隠す情報、書き出し形式の選び方まで。

サポート窓口、オンボーディング担当、アカウントマネージャーは、同じ説明を 2 回書くことに驚くほど時間を使っています。1 回は返信として、もう 1 回は誰にも見つけてもらえない文書として。作業を 1 回録画し、その録画を手順ガイドに変えれば、この二重作業はなくなります。

以下では InSnap のガイド録画機能を前提にします。これはクリックのたびにスクリーンショットを撮り、それぞれを 1 ステップにする機能です。録画 → 整理 → 見出し付け → 伏せ字 → 書き出し、という流れ自体は同じことができるツールならどれでも通用します。

説明ではなく、作業そのものを録画する

ガイドの録画を開始し、作業を普通の速さで行います。画面に向かって実況したり、読み上げ用の文書を開いたりしないでください。録画は素材であって、完成品ではありません。

2 つの習慣が、その後の編集をずっと楽にします。

  • 本物の画面を使う。 顧客の環境で録画し、作り物のデモにしないことで、スクリーンショットが見る人に実際に見える画面と一致します。
  • 作業を順番どおりに行う。 クリックはすべて、行われた順にステップになります。それが読み手に必要な順序です。

作業が終わったら録画を停止します。そのあとは編集です。追加で録画するより速く終わります。

1 文字も書く前に整理する

録画したガイドには必ずノイズが入ります。サインインの手順、外れた検索、位置を直したウィンドウ。まずこれらを削ってください。消すつもりのステップにタイトルを書くのは無駄な作業です。

  • ステップをドラッグして並べ替える。
  • 何も教えてくれないステップを削除する。
  • 文脈には必要だが読み手の邪魔になるステップは、削除せずに非表示にする。

16 ステップの録画は、たいてい 8〜9 ステップになります。それは正しい結果であって、録画が下手だった証拠ではありません。

作業を録画してステップにする

読み飛ばせる見出しを付ける

既定のタイトルはクリックしたコントロールから作られます。出発点としては良いものの、最終的な答えとしては弱いものです。「保存ボタン」では、なぜ保存するのかが読み手に伝わりません。

各タイトルを指示文として書き直します。

既定改善後
保存権限を変える前に下書きを保存する
設定アカウントと Pro を開く
クリックメールに届いたアクティベーションコードを入力する

逆に、各ステップの下のメモには、スクリーンショットでは見えない部分を書きます。次に何が起きるのか、値は何を入れるべきか、ボタンがグレーアウトしているときはどうするのか。

タイトルとメモを編集する

社外に出す前に伏せ字を入れる

顧客向けガイドは、プライバシーのミスが起きやすい場所です。実在するアカウントのサポート録画には、実名、実際のメールアドレス、多くの場合本物の注文番号が映っています。その PDF が顧客の受信箱に入り、共有ドライブに置かれた時点で、外に出てしまっています。

InSnap にはワンクリックの答えがあります。1 つのステップで機密部分にモザイクを描き、モザイクを全ステップに適用 をクリックします。モザイクはすべてのステップの同じ相対位置にコピーされ、各ステップの画像サイズに合わせて拡大縮小されます。

そのあとで全ステップを確認してください。クリックの間にページがスクロールしていると、同じ行が移動しているので、コピーされたモザイクは何もない場所に乗り、データは見えたままになります。そうしたステップは個別に直します。

全ステップで同じ領域をぼかす

読み手に必要な構造を足す

ステップが延々と並ぶと威圧感があります。読み手が今どこにいるか分かるように、作業をまとめます。

  • サブステップ は 1 つの考えの中の小さな操作に——メニューを開いて、項目を選ぶ、のように。
  • コールアウト は間違えやすいところに。データが失われるなら警告、補足ならメモを使います。
  • 表紙 にはタイトル、日付、作成者を。

そして、読み手が実際に開く形式で書き出します。顧客ならたいてい PDF。社内向けの手順書ならリポジトリの Markdown。研修用の資料なら PowerPoint。

サブステップとコールアウトを追加する

録画ではなくガイドを送る

録画は最後まで見る必要がありますが、ガイドは拾い読みも検索もできます。「顧客が自分でできるようになること」が目的なら、ガイドの方が適した成果物です。スクリーンショットがあるので、ビデオを見るのが現実的でない電話サポートの場面でも使えます。

ドラッグ、アニメーション、動きで見せた方が分かりやすい一連の操作など、動きが本質の作業なら録画を残してください。それ以外ではガイドが録画の代わりになります。

よくある質問

ガイドを録画して、あとから編集できますか?

はい。ガイドエディタは録画したステップとそのスクリーンショットを保持するので、タイトル、メモ、順序、非表示のステップ、モザイクは録画後にすべて変更できます。元のスクリーンショットが上書きされることはありません。

顧客のデータがガイドに映るのを防ぐには?

書き出す前に伏せ字を入れます。1 つのステップにモザイクを描いて「モザイクを全ステップに適用」を使い、そのうえで各ステップ——とくにページがスクロールしたあとに撮られたもの——を確認し、位置がずれているものは直します。

顧客にはどの書き出し形式を送ればよいですか?

顧客や社外の人には PDF。自前のヘルプページなら HTML、リポジトリなら Markdown、研修資料なら Word か PowerPoint。どの形式でも同じステップと同じ画像が入ります。

録画したガイドは書いたガイドより優れていますか?

画面の中で起きることなら、はい——スクリーンショットがあれば「右側のボタンをクリック」という曖昧さが消えます。ポリシーや背景説明、クリックではない事柄については、文章の方が今でも適しています。

次のスクリーンショットは、ホットキーひとつで。

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